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圧倒的努力が生んだ天才の物語【ブルージャイアント】

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こんにちは、ヨナです。

ブルージャイアントの新シリーズ「Blue Giant Explorer」始まりましたね。
いやー、ついにアメリカ編がきちゃいましたか。
1巻の巻末から、主人公の宮本大の成功はわかっているのですが、、

大がどう成功していくのかストーリーが気になる…
どんな人とバンドを組んでいくのか気になる…
とにかく感動する…

今回の記事は、大にフォーカスを当てて「仙台編」をお送りしたいと思います。
それでは、ワン…トゥ…ワン…トゥ…

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スタートは誰しも素人から始まる。


<出典:ブルージャイアント公式>

「オレ・・・プレーヤーに・・・ぜったぃ・・ぜったぃ・・・なる・・
オレは・・・世界一のジャズプレーヤーに、なる。」

ブルージャイアント1巻の巻頭カラー1ページのセリフです。
僕も小学生ぐらいの頃は、プロ野球選手に・・とか言ってたような。。
早いもので、気づけばサラリーマンになって3年。
まさか静岡でブログを書いているなんて思いもしなかった。笑

ブルージャイアントの主人公は宮本大。
仙台に生まれ、普通に中学・高校はバスケ部で汗を流していました。
友達にジャズのライブに連れていかれ、まさに胸を打たれる!ジャズの激しさに!
そして、大の兄にサックスを買ってもらい、それから毎日河原でサックスを吹き続ける。

意志は己で作り上げていく

大学受験を控えた同級生たちにも、大はジャズプレーヤーになると放ち続けていました。

「オレは音楽はわかんねえけど、あ〜いうのは才能の世界だべ。そう言う世界で「勝てる」っつうお前の根拠はなんなのよ、根拠は?」
と何気ないコンビニに向かう途中聞かれます。よくあるやつですよね
そういうのは作るんだよ。毎日毎日・・自分で作るんだべ

何者でもない自分が、何者かになろうと一歩踏み出した時、最初は少しずつクリアしていけるものだと思います。
特にプログラミングとか勉強してみるとまじで「おっ、おっ、いけるやん!」
Foreach!?とつまずき始め、壁にぶつかり、本当にやっていけるのか?と不安になり、気づけば寝転がって現実逃避!
鉄の意志と決意をもち河原で一人努力を積み重ねていく大とは対照的に、落ち込んですぐ寝転がるボク。

その鉄の意志の根拠を「どうやって作るんだよ?」
大:やっていいのか?
(目をつむり)
オレ・・・プレーヤーに・・・ぜったぃ・・ぜったぃ・・・なる・・オレは・・・世界一のジャズプレーヤーに、なる。

ブルってきます。オレは、オレは、、なんですぐ寝転がるんだよ…

師匠との出会いで成長は加速する

サックスプレーヤーのプロとして生きる人生を目指す大。
サックスを手にしてから、真夏も雨の日も毎日努力を積み重ねる日々を過ごしますが、楽譜が読めない、他のプレーヤーと合わせることができない状態でした。
大の才能を開花させるには、プロに導くことができる指導者が必要でした。

河原で練習している大のところへ、バード(大が初めて演奏した小さなジャズバー)の店長がやってきます。
「君の演奏にはなにかある気がしてさ、君の音を聴いてほしい人がいる。-」
そこで、大は師匠・由井さんと出会う。初めてサックスを指導者から学び、ジャズの世界で生きていく厳しさを得ることになる。

出会い

僕自身、学生の頃はずっとスポーツに浸っていました。
だからか、どうかわかりませんが、コーチの重要性やいいメンターと出会えるかはプレーヤーにとって大きな鍵となると思います。

NBA選手で成功を掴んだ人たちがどうして活躍できるようになったのかを動画にしたものが多くユーチューブにあがっています。
そこでは、ほとんどのプレーヤーが”コーチ”との出会いをあげています。
めちゃめちゃ上手いバスケット選手でも、人を涙することができる大の音も、その才能を開花することができるコーチとの出会いがなければ世界一に導くことはないんじゃないかと。

いずれにせよ、プレーヤーに魅力がなければいけない。そして、僕は寝転ぶ。
ですがブルージャイアント は、プレーヤーとしての魅力の作り方を教えてくれる漫画では?ないかと思いました。

人は、1年に1回ぐらいは、新しいものに触れて「いいな」とか「感動した」とか感じる機会があるんじゃないかと。
大は、ジャズライブでそれを感じました。
そして、吹きたいって。

僕は、田中泰延さんの街角クリエイティブでの記事や、マナブさんの記事を読んで文章を書きたいって。(努力量はここでは置いておきましょう)
プログラムを書くのも、ブログを始めてから裏側でどう動いているのかな?って疑問から書きたいって。(ここに関しても努力量は置いておきましょう)

いずれにせよ、「感動した」を「自分もやってみたい」から「トップを目指したい」でもいいし「お金を稼ぎたい」でもいいと思うからやってみることが重要なんだと。
その過程で、コーチやメンターと出会えたらいいなと。そのためには、努力を惜しんでいてはいけないんだ!と背中を押してくれる漫画だと感じました。

愛情と希望と情熱



高校最後の学園祭で、ほとんどがロックを演奏する中でジャズを演奏し、観客全員が総立ちし拍手を受けた大。
そのことを受け、由井さんにその興奮を伝えた大でしたが。

お前はジャズに愛情も希望も情熱も持っている。だがな…ジャズという世界は、厳しいぞ。」とジャズで食っていくことの厳しさを説かれます。

現実の世界でも一緒だと思った。
僕もこのブログを愛情と希望と情熱を持って運営している。
でも読まれない…それは、届いていないことを意味している。
そして少し横になって、SEOの勉強、書く、SEO…横になる…

ユーチューブに一本でも動画を投稿した人を結構知っている。
みんな愛情と希望と情熱を持って1本投稿していた。
それでも、ユーチューブからお金を生み出している人を僕は知らない。
友達が少ないのかもしれない。それは少し置いておいてほしい。

時には調子に乗ってもいい。だが、酔うなよ大。酔ってて勝てるような世界じゃないんだよ。

グサグサ胸に刺さります。
人間は承認欲求がどんなに低くても褒められたり、評価されたりすると嬉しいものです。
それでも、一時の余韻に浸りながらも向上心を忘れない。
由井さんもかつてはトッププレーヤーを目指していました。
その時、芽生えた少しの心の隙間。

「ダメなんだよ大…オレになっちゃダメだ。」

仙台から東京へ

「ジャズという世界は、厳しいだ」と由井さんに言われた大。
学園祭の成功体験から感じ得たこと、河原での努力、由井さんから学んだことから。

「オレらみたいな若者にも、ジャズは届く。オレは、行ける。」

信じ続け、努力し続けたその音。



初めて人前で吹いた場所「バード」で再びライブを行うことになった大。
最初のライブでは、周りと合わせたこともライブもなかった。
河原で練習した音は、合わせることも音を制御することができず
「うるせぇんだよ」と追い出せれたほどに。

怖くて、失敗する不安を抱えて、それでも自分を信じて一歩を踏み出す。
その一歩は、どんな形を迎えるのかはわかりませんし、きっと失敗するでしょう。

大の初ライブも成功とは言えるものではありませんでした。

「へでもねぇっちゃ」

失敗して、また練習を繰り返し立ち上がる。
その熱量はが高ければ高いほど、次の成功を近づけていくことができる。

圧倒的な練習量と由井さん(師匠)との出会いは、仙台のまちで大きく、涙するほどの音を繋げるまでに。

2度目の「バード」でのライブを終え、由井さんとの最後のレッスンは居酒屋。
東京行きを決めた大へ最後のことば。

「咲いてんだ。
お前はハナっから咲いてんだ。」

タイトル回収になりますが。
感動すること(ジャズ)に出会い、自分を信じて河原で吹き続けた音は失敗と出会いの中で芽を膨らましていきました。

きっと、誰にでも感動することはあると思います。
その一つ一つに自分でやってみたいという芽を見つけ、少し膨らませてみる。

その中で、これ楽しいって思えることに夢中になってみてください。

そのヒントが詰まった面白く暖かい。
圧倒的努力が生んだ天才の物語をぜひ読んでみてください!

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